投資は大勢の人間が集まってやったら絶対に失敗する。
引用元: インベスターZ 第6巻(三田紀房 著)
ビジネスと同様、投資でも優秀な人間が集まれば集まるほどうまくいくと思いがちだが、そうではないとこのマンガでは主張している。
「優秀な人間が相談して出した結論なんて、ロクなものじゃない」とまで登場人物に言わせている。
というのも大勢の人間が相談した場合、結局は自分の意見を周りに合わせて妥協させなくてはいけなくなるから。
相談に参加した人すべてが自分の本当の意見を捻じ曲げて、相手に譲り合いながら結論を出しているから、中途半端な意見ばかりでどれほど優秀な人達が参加していても平凡な結論しか出ない、というわけ。
それに大勢の人間の意見を取り入れた投資の場合、もしその投資が失敗に終わったとしても責任の所在が曖昧なままで忘れ去られてしまう。
これでは投資に失敗してしまっても、他人事で問題意識も芽生えないだろう。
結局、投資の成否って自分の力で何がなんでも成功してやろうという熱い情熱と、それに見合った努力の量で決まるってこと。
あれ?
これって人生と同じじゃん。
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