関東逆境中年投資部

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肉体労働でお金を稼ぐのか、指先ひとつでお金を稼ぐのか、あなたはどっち?

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経団連の会長やトヨタ自動車の社長が口をそろえて「今後は終身雇用を維持することは難しい」と発言して話題になっています。

日本のトップ企業、トヨタ自動車の社長までもが終身雇用制度は終わったとの発言をしたことで、それを免罪符として他の企業でもますます中高年のリストラが加速していくことでしょう。

ちゅ~ねんが子供だった頃は真面目に働いていればそれなりに豊かに暮らせると思っていましたが、もはやそのような時代ではないようです。

これがパラダイムシフトというモノなのでしょうね。

そう考えると50年後、100年後の社会科の授業で、いまのこの時期の日本のことを学んでいる学生達は、

「え~、終身雇用制度って学校を卒業してから60歳まで、ずっと1つの会社で働き続けるってことなの?そんな時代があったんだ!w」

と、驚くかもしれません。

さて今回の記事は、お金を稼ぐために1日8時間以上のフルタイムで肉体労働をしている人がいる一方で、副業のインスタの投稿で1回の投稿につき20万円を稼ぐ人がいる、この違いは何なのか?について考えてみました。

 

 

肉体労働者の一日

まずは郵便配達(肉体労働)の仕事をしているちゅ~ねんの一日。

 

郵便屋の朝は早い。

始業時間が午前8時なので、家を午前6時50分に出て片道約40分満員電車に揺られながら出勤。

満員電車により、すでに若干の疲労感を感じながらもそれを気にしないようにして会社に行き、着替えを済ませて始業時間の10分前には自分の持ち場に待機。

朝8時ちょうど、局内に始業チャイムが鳴り響き全員で郵便体操(ラジオ体操をアレンジしたもの)を行う。

その体操のとき、管理者が「イチ、ニー、サン、シーの声が小さい!」と注意することがあり、配達員全員が朝っぱらから怒られることがある。

郵便体操の後、午前のミーティング、バイクの点検、健康状態と運転免許書の確認を役職者にしてもらい郵便物の仕分けをして、さらに配達順に郵便を並べる作業をパートさん達として、その作業のあと郵便物をバイクに積んで午前10時過ぎに配達へ出発。

昼休憩は12時半から1時45分までだが、とても12時半までに配達を終えて局に戻ることはできず、1時ちかくになってようやく局に戻り昼食をとり休憩。

1時45分、午後の作業開始のチャイムが鳴りミーティング後、午後の配達へ出発。

最近は手紙やはがきなどの個人が差し出す郵便物は減ってきているが、アマゾンやメルカリ、楽天などのECサイトからの郵便物が多くかさばるものが多いので、それだけ配達に手間取りかえって配達に時間がかかるようになっている。

しかも郵便屋も人手不足になってきており、そのあおりで配達を担当する家が以前より増えて、ますます配達に時間がかかるようになった。

ようやく、配達が終わり局に戻るのがだいたい夕方の6時すぎ。

そこから書留や代引き郵便物の締め作業をしたり転居した家へ郵便を転送し、あて所がない郵便物は差出人へ返還する作業をする。

これで1日の仕事が終了。

そして、ようやく家に帰ってくるのが夜の8時すぎになる。

このあと夕食、入浴で気が付くとすでに夜の9時半ぐらいになっており、晩酌をしつつ読書をするもののすぐに眠くなるので読書を30分ほどで切り上げ、あとはお金やビジネスの勉強になるYouTube動画をボーっと見たりして時間をつぶし夜の12時までには寝る。

このように一日の大半の時間が仕事や通勤に費やされている。

 

 

インスタで副業している会社員のお金の稼ぎ方

本業はAIの開発をしているエンジニアで20歳代。

2013年に「東京オリンピック」の開催が決まり、「海外の人へ日本の情報を発信したい」と考え、写真だけで発信できるインスタグラムを使い始めた。

発信したものは自分が好きな寿司屋さんや焼き鳥屋さんで食べたものをアップしていた。

この活動をしているうちにお店側から、

「無料で良いから店で食事をしてもらって、食べた料理を写真に撮ってインスタにあげてくれないか?」

と、問い合わせがくるようになる。

このことにより、インスタグラムってビジネスになるかもしれないと思うようになる。

その後、アメリカへ行き効率的なインスタグラムの運用を学んで、どんな投稿が受けるのかを研究した。

そしてその努力が実り、副業のインスタグラムで大金を稼げるようになる。

 

この話は以下のサイトの内容から引用しました。

どのようにしてインスタグラムで稼げるようになったか、その方法を詳しく書いてくれているので、興味がある方は以下のリンクからどうぞ。

r25.jp

フロー型の仕事かストック型の仕事かで収入に大きな違いが出る

ちゅ~ねんは肉体労働系の働き方とインスタ会社員のお金の稼ぎ方の一番の違いは、自分の時間と体力を費やした仕事が、「資産として残る性質のもの」なのか、「そうではないものなのか」の違いだと考えました。 

郵便配達の仕事=一件一件の家に郵便を配るのが仕事。この仕事は郵便を配ったという、その日の成果だけ。明日はその成果が白紙になり、また新たに郵便を配らなければいけない。(フロー型の仕事)

インスタグラムの副業= 世の中の人が興味を持ちそうなものの写真を投稿する。投稿したものは自分で消さない限り残り続ける。うまく需要を読んで投稿しつづければ、それが評判になりスポンサーがつき、ずっとその投稿から広告収入が得られるようになる。(ストック型の仕事)

 

このほかの違いとして肉体労働とインスタ副業を比べてみると、その仕事(作業)に費やした時間も全然違います。

ほぼ一日に使える時間を丸ごと費やす肉体労働と副業として空き時間で出来るインスタグラム投稿では時間効率の面から見ても、人生の質や幸福度に非常に大きな違いが生まれることになります。

まとめ

今回の記事は肉体労働は非効率で悪い働き方だとか、インスタで副業するのが良いと言いたいのではなく、時代の変化というか、テクノロジーの進歩にうまく適応することができたら人生を変えられる可能性がある時代だということです。

終身雇用制度が過去のものになりつつある今日、逆にこの時代の流れを味方につければ個人でほとんどリスクなく、ビジネスが立ち上げられるチャンスに満ちている時代なのかもしれません。

良く言われていることですが、お金のために時間を切り売りするのか、自分でお金を生み出すのかの違いが今まで以上に出てくる時代になってきたと感じます。