先週の10月11日にRPAホールディングス(6572)の第2四半期決算(2019年6月1日~2019年8月31日)発表がありました。
その決算発表の中身は、
- 売上高:4,776百万円(前年同期比 31.0%)
- 営業利益:346百万円(前年同期比 1.1%)
- 経常利益:272百万円(前年同期比 ▲19.0%)
- 四半期純利益:90百万円(前年同期比 ▲56.9%)
となり第1四半期決算発表の時と同様、増収減益となりました。
この2Q発表と同時に4月に発表した業績予想と今回の決算発表で出した実績に差異があったとのことで、その理由も発表しました。
それによると、
- 新製品のRPAソフトの販売網構築が想定よりも遅れたことにより販売計画を下回ったから。
- アフィリエイト事業でも新規広告主の立ち上がりが計画よりも遅れているから。
とのこと。
また売上高が31.0%増だったのにも関わらず、経常利益と純利益が前期と比べて大幅減になった理由は、「第三者割当による新株発行したことで株式交付費が営業外費用で発生したから」と説明しています。
(引用元:RPAホールディングスHPより
https://disclosure.ifis.co.jp/data/disclose/8e/20191011/140120191011407442.pdf
前回の1Q発表時にも株式交付費が計上されていて、「これによって営業外費用の激増してしまったことが大幅減益の原因なのでは?」とブログで指摘しましたが、その時は会社側はこのことを説明しませんでした。
が、前回の1Qと同じく今回も減益という結果になってしまったので、さすがに説明責任を感じたのか今回は上記の通り株式交付費のことについて触れています。
残念なことに株式関連費用は1Qで無くなるものと思っていましたが、2Qも計上されていました、、、。
来年1月の3Q発表時には株式交付関連費用が無くなっていることを願うばかりです。
そうでないと、このようなある意味仕方がない費用の計上によって減益となっているのに、減益という事実だけを見て大量にカラ売りを入れてくる機関投資家のオモチャになってしまいますからね。
今回も減益発表ということを機関投資家たちは事前に知っていたのかと疑いたくなるほど、決算発表前からRPAホールディングスの株価が下降の一途でした。
10月に入ってまだ9営業日しかありませんが、その間にRPAホールディングスの株価は9月最終日の終値から400円以上下がっています^^;
私事ですがRPAホールディングスだけで含み損が100万円を超えてしまっていて、正直かなりシンドイ状況です。
それでも僕としては、
- 売上高は順調に伸びている
- 株式交付費という一過性の営業外費用の発生のために減益となってしまっただけ
- 株式交付費という費用の計上は次回の3Q時には無くなるはず
- この費用計上が無くなったら増収増益になる可能性が極めて高い
- 増収増益になれば新規買いやカラ売りの買い戻しが入って株価急上昇!(∩´∀`)∩
と、このような理由でRPAホールディングスをナンピン買い&継続保有をしています。
世界的に景気減速懸念が出てきて株価下落のリスクが高まっているのに、このような成長株を売買するのは、かなり怖いのですが現在の単純肉体労働者枠から投資家枠へ人生を進めるためには過大なリスクを取ることも止む無しです。(>_<)
RPAホールディングスの1Qの決算発表の記事はこちらです。