関東逆境中年投資部

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米国4月の雇用統計は事前予想より堅調だったものの、盛り上がらず

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こんなときは守りが大切

5月7日(米国時間)に労働省より発表された米国の4月雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比42万8000人増と事前予想を上回る堅調な伸びを見せました。
けれども米FRBによるインフレ抑制のために利上げの加速や量的緩和縮小の懸念が投資家の間で根深いためか、3指標とも続落。
投資家たちの間では次回6月に開催されるFOMCでは0.75%ポイントの利上げになるかもしれないという噂も出ているようです。
やはり過去の歴史からみても金利上昇局面では株式市場の暴落が繰り返されてきた過去の記憶が投資家の間でのコンセンサスとなっているのだと思います。
低金利、金融緩和の恩恵でイケイケの米国株式市場でしたが、山高ければ谷深し。
まだまだ下値余地がありそうで今年と来年にかけては、ある程度下がったら押し目買いというわけにはいかなさそうです。
少なくとも僕にはまだ下値余地がありそうで米国個別株は怖くて買えません。
逆に日本株式市場は今までパッとしなかったためか、割安株には買いが入っているようで最近は意外と底堅い展開になっています。
ちなみに僕が保有している日本株にも良いニュースが出てたりします。
たとえばロシア関連ということで敬遠されていた感のあるJTはロシア事業売却を検討中とのことで買いが入り、3%以上の上昇。
またJALも前期は赤字でしたが今期は450億の黒字を発表し、これまた約3%の上昇でした。
JT、JALともどもホントはナンピン買いすべき局面かもしれませんが、米国株式市場にもしものことがあれば、どうなるかわからないのでやはり様子見です。
現在のような「どうなるかわからない時」はコツコツ積立投資を続けながら機会損失リスクは無くしつつ、仕事や勉強など他の活動に注力し力を蓄えていたほうが良い局面なのかもしれませんね。