含み益のほとんどを溶かした悪夢のような5月が終わり、6月になりました。
「先月のことはすっぱり忘れて、これからまた頑張ろう!(--〆)」
と言いたいところですが、最近は個別株だけではなくそれ以外の投資商品にも手を出してみようかな?なんて思っています。
というのも、今年になってから米国の個別株でエグイ値下がりを見てますからね、、、。
たとえば今年の2月にバフェット銘柄のクラフトハインツを買ったけど、その5日後の決算発表で非常に悪い数字を出してきて暴落しちゃったものだから速攻でぶん投げたりしました。
まぁ、これはバフェット銘柄だから安全であるに違いないと思い込んでろくすっぽ調べずに買ってしまった自分がいけないんですけども。
それ以外にも優良株であると言われている3МやらP&Gなども下げちゃってますよね。
買い場といえばそうなのかもしれませんが、、、。
しかし、実はこれから相場の下落が本格化するのかもしれない、、、。
そう考えると個別株のみだけではなくて、個別株以外のもう少しリスク管理がしやすそうな資産も複数持っておきたい、、、。
そのためにETFを買ってみようと思いました。
なぜETFなのか?というと米国株の投資信託は積立NISAやiDeCoで毎月買ってるので、せっかくだから今まで持ったことがない金融商品を買ってみよう、というふざけた理由からですw
それにETFって投資信託に比べて信託報酬が安いので、より長期投資向きっていうのも魅力的ですよね。
ETFもいろいろ種類があるようですが狙っているのは米国の高配当ETFです。
配当金こそ、真の不労所得!
その配当金がETFの場合も3か月ごとに貰えるようなので、どうせならこれからも成長が期待できる米国の高配当ETFにしよ♪というわけです。
証券会社のHPを見てみると良さげなETFがいくつかあるのですが、今回はVYMとHDVというETFに目星をつけたので、本記事は米国高配当ETFのVYMとHDVについて調べたことをアウトプットした記事になります。
【VYM】について
日本語の呼び方だとバンガード米国高配当株式ETFといいます。
米国の株式相場ってティッカーシンボルっていうアルファベットの記号で銘柄を表します。
日本の相場だと数字でその銘柄を表すので、日本の相場に慣れている方にとっては初めは馴染みにくいかもしれないですね。
それはさておいて、バンガード米国高配当株式ETF(VYM)をざっくり紹介します。
アメリカの資産運用会社、バンガード社が出しているETFです。
最近、信託報酬の値下げをしたそうで年率0.06%になりました。
バンガード社ってのは「低コストの追及は創立当初からの我々の使命」とHPのトップページに書いてあります。
その心意気や良し!投資家にとって大変ありがたい!バンガードはん、素敵やん!(*´Д`)
参考:
バンガード・インベストメンツ・ジャパン - 商品案内 - バンガードETF
【パフォーマンス】
分配金は四半期ごと(直近利回り3.49%)
このチャートを見ると10年前に投資した100万円が350万円になりましたよ!とアピールされてます。
10年で3.5倍になったっていうことですよね。
なかなかいいじゃないですか!
【構成銘柄】
VYMが組み入れている銘柄は396銘柄。
金融セクターに一番投資しているようです。
だけど金融銘柄って政治や経済で大きな問題や事件が起こると真っ先に売られるセクターなので、いまの政治と経済の状況(米中貿易摩擦など)だとちょっと怖い感じがするんですよね。
【直近の価格推移】
チャート的には最高値の90ドルと80ドルのボックス相場でしょうか?
現在は節目の85ドルを明確に割り込んでしまっているので80ドルを維持できるか、80ドルを明確に割ってしまうか試しに来るかもですね。
とりあえず80ドルぐらいまで下げてきたら、お試しで軽く買ってみても良いかな?なんて思っています。
【HDV】について
日本語名は、iシェアーズ・コア米国高配当株ETFといいます。
iシェアーズは世界最大の運用会社、ブラックロック社のファンドです。
信託報酬は年率0.08%。
HDVは配当水準が高い米国株で構成されています。
参考:
【パフォーマンス】
HDVは設定日が2011年3月29日なのでまだ10年経っていないんですねぇ~。
しかし、こちらもVYMと同じく見事に右肩上がりのチャートです。
分配金は四半期ごと(直近利回り3.27%)
【構成銘柄】
構成銘柄数は75銘柄。
おもに組み入れしているセクターは、エネルギー、生活必需品、ヘルスケアとなっています。
ディフェンシブ寄りの銘柄が多めで、なおかつ構成銘柄数を選りすぐっているようですね。
VYMと比べると少数精鋭の優良銘柄で勝負するストロングスタイルといったところか。
このようなところに、それぞれの運用会社の個性が良く出ていて米国の投資環境の懐の広さが表れている気がします。
【直近の価格推移】
VYMのチャートとほとんど同じですやん、、、(;´Д`)
このチャートを見ると現在の90ドル付近だと中途半端な位置な気がするので手を出しづらい。
それでも米国の株式市場って長期的にみればずっと右肩上がりなのだから、どこで買っても大差は無いっていう考え方もあるのでしょうが、まだ僕はそこまで相場に対して達観しているレベルにないので、どうせならできるだけ安く買ってやろうと思ってしまう、、、。
なので85ドルぐらいが節目のようなので、そこまで落ちてきたら購入を考える作戦でいきます。
VYMとHDVのまとめ
バンガード社のVYM、ブラックロック社のHDVとも分配利回りが3%以上で、信託報酬が激安、しかも時間の経過とともに着実に成長している銘柄なので両方とも魅力的なETFだと思いました。
しかも両ETFの構成セクター比にはけっこうな違いがありこの2つを買うことによって米国の優良株に投資できるので、結論としては株価が買い頃になったら両方とも買う!ということにしますw
他にもまだ魅力的な高配当ETFがあったので、それも後々記事にしてみたいな~と思っています。
ここまでお読みくださいましてありがとうございました。