自分の考えなんていらない!
子供の個性を見つけて伸ばせなんていうけど、あんなの嘘よ。
必要なことは型にはまること!
成功はすべて型によってもたらされるのよ!
引用元: インベスターZ 第7巻 (三田紀房 著)より
投資マンガ「インベスターZ 第7巻」より引用。
子供の教育方針について考える時、「子供自身の考えや個性を大切にしよう」という考え方の人のほうが多いと思う。
僕もどちらかというと「個性を大事にしよう」派だ。
しかし、このような世間一般の考え方と正反対である「自分の考えなんていらない!必要なことは型にはまること!」というセリフを読んで、色々考えさせられた。
確かに、まだ何者にもなっていない未成年の段階で「自分の個性を生かして、自分の考えを大事にしよう」なんて言って自由気ままな生活をさせていたら、あっちに行ったり、こっちに行ったりと自分の方向性が定まらず、子供にとって大切な成長期を棒に振ってしまうリスクが高まる。
天才レベルの子供には「個性」や「自分の考え」を優先させたほうがいいのだろうが、大多数の子供たちには「個性」より「型」のほうが大事だ。
このことは投資をするうえでも当てはまる。
このブログで取り上げている本の著者たちはもうすでに投資で成功している人達なので大いに「自分の考え」や「個性」で投資をしていけばいい。
しかし僕みたいに、まだ何者にもなっていない段階の者は「個性」より「型」を大事にしなければいけない段階だ。
ここでいう「型」とは、「損切りは早く」とか「集中投資はするな」とか、そういう当たり前のことをしっかりやっていこうということ。
基本を忠実に守りつつ経験を積み重ねていけば、やがて活路が開ける。
そういう思いでこれからも「型」を身につける事に集中していきたいと思う。