よく聞かれるのが、どうやって成長株を見極めているのかということなのですが、これは「変化」に着目していく以外にありません。
銘柄としての企業における変化とは何か?
幾つか考えられますが、最もわかりやすいのはやはり決算短信で出てくる業績数値でしょう。
それまでに安定して10%の売上成長を続けていた企業が、ある年に突然20%の伸びを見せたら、それが変化です。
引用元: 勝つ投資 負けない投資(片山晃 小松原周 共著)より
個人投資家として株式投資で数十億の資産を築いた片山晃氏の本より引用。
ここでいう「変化」とは、とある企業の業績がなんらかの原因(新規事業が予定より早く軌道に乗った、新商品を発売したら思いがけず大ブレイクしたなど)で売上や利益が前年比20%以上アップしたということを指しているのだろう。
だとすると、このような「変化」を自分自身の肌感覚でも感じられる企業に投資をしたほうが良いと思った。
一番、わかりやすいのは外食産業あたりだろうか。
「最近できたこのお店、美味しいし、サービスも良いし、いつも混んでるな」
なんて感じるお店があったら決算短信をチェック。
良い感じに売上、純利益が年々上がっていたら有力な投資対象銘柄ということになる。
「変化」を自分自身で感じられる、わかりやすい企業に投資をしたほうが損をしちゃっても、まだあきらめがつく。
逆に良く分からない企業に投資をして損しちゃったら、パチンコで損したのと同じだ。
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