関東逆境中年投資部

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【米国株(アメリカ株)初心者の方へ】バフェット様がおすすめしているS&P500について調べてみたよ

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米国の著名投資家であるバフェット氏が妻にあてて、

「自分が死んだら資産の90 %をS&P500に、残りの10%を米国債に投資しなさい」

という遺言を残したと言われているほどバフェット氏に信頼されているS&P500 。

米国の大投資家であるバフェット氏がなぜS&P500を推奨しているのか?

米国株式投資初心者のちゅ~ねんがそのS&P500について趣味と実益を兼ねて調べてみた結果を、今回のブログ記事にしてみたいと思います。

 

 NYダウとS&P500は算出方法に違いがある

煩雑な計算式は省きますが、NYダウは対象銘柄の株価の合計を除数で割って算出します。(株価平均型といいます)

それに対してS&P500は対象銘柄の時価総額を、あらかじめ設定されている基準点の時価総額で割って算出します。(時価総額加重平均型といいます)

 

S&P500の指数を出すために、あらかじめ設定されている基準点は1941年から1943年の時価総額の平均値を換算したものが使われています。

S&P500の指数算出に使われている基準点の数値は、10

2019年3月15日現在、S&P500は2,822をつけているので、1941年から1943年の平均値から実に282倍!にもなります。 

この結果をうけてバフェット氏は妻にむけての遺言でS&P500に集中投資しなさいと言ってるのでしょう。

時価総額を基に算出されるので、ハイテク関連の銘柄を多く組み入れている

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上の表は、S&P500組み入れ銘柄上位10位の銘柄群です。

S&P500は時価総額の大きさで組み入れ比率が高くなるので、アップル、マイクロソフト、アマゾンなどの米国を代表する成長株が多く組み入れていることが分かります。

 

しかしここでちゅ~ねんが考える注意点としては、米国の景気が好調のときは上記の成長株がますます買われその結果S&P500もさらに値上がりが期待できますが、景気の悪化局面にはこのような成長株は真っ先に売られる可能性が高くなるリスクが考えられます。

そのため手数料がもったいなく思いますが、S&P500に投資する際には一度に大量に購入するのではなく、月に1回とか2回に分けて投資すると良いと思います。

株価の動向とともに将来の経済動向を示す指標にもなる

S&P500は景気動向の先行きをみる、景気先行指標総合指数(LEI)の指標に採用されています。

※景気先行指標総合指数(LEI)とは、米国の民間組織コンファレンスボードが毎月発表している経済の予測指数で経済全体の動向を予測しています。

また、投資家の心理状態をあらわす恐怖指数(VIX指数)にもS&P500は利用されています。

 

S&P500に投資するにはETFと投資信託の2種類がある

 実際にS&P500に投資をするには、2つの方法があります。

 

ひとつ目はS&P500に連動している投資信託を購入する方法。

おススメは販売手数料無料で信託報酬が、数あるS&P500連動の投資信託の中で一番安いeMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。

これは大手ネット証券会社で買うことができます。

 

もう一つの方法としては、S&P500を基準としているETFを買う方法です。

 

ETFと投資信託の違いとしては、投資信託は市場に上場していないので基準価格で購入、売却するしかありませんが、ETFは市場へ上場しているので自分の買いたい値段を指定してその値段で売買が成立すれば購入でき、また自分の売りたい値段を指定して売買が成立すれば売却できるという違いがあります。

またETFは信託報酬が投資信託より安いというメリットがあります。

 

ETFは下記の表の種類があります。

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S&P500を長期保有するなら、信託報酬が一番安いバンガード・S&P500が良いと思います。

余談としてETFは上場株式なので売買手数料が必要になりますが、上記の表の一番上にあるSPDR S&P500 ETFはカブドットコム証券ではフリーETF対象銘柄にされているので、なんと手数料無料で売買できます。 

まとめ

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S&P500 10年チャート

上のチャートはS&P500の10年チャートです。

ウットリするぐらいキレイな右肩上がりのチャートですね。


このようなチャートを描く銘柄ならば長期で保有してても安心していられます。

なぜならば時間の経過とともに資産が増えていくからです。

S&P500は15年以上保有すればマイナスになることはないと言われる所以ですね。

 

去年の10月から12月にかけて大きな陰線が入りましたが、今年に入って持ち直しそうな様子です。

将来のことはわかりませんが、今後2000を割れるところまで行く可能性はほとんどないように思われます。

S&P500は全米の優良企業500社へ分散投資しているので、ある業種が不景気になっても他の業種でカバーしあえるので、安定的に値上がり益が見込めます。

 

時間の経過とともに少しづつ資産が増えていくこのような銘柄を、個別銘柄とともに保有しておくと投資成績の向上につながるのではと思います。