関東逆境中年投資部

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【ガイアの夜明け】「会社はだれのものか?」を観ておもったこと

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今年の3月5日にテレビ東京で放送されたガイアの夜明け「さらば平成 君は夜明けを見たか(2)会社はだれのものか?」にて、いまから12年ぐらい前にホリエモンと組んでニッポン放送の経営権を取るため同社の株式を大量に購入をしようとした際、その手法がインサイダー取引だとされ逮捕された村上世彰氏が取り上げられていました。

いまから10数年前というと、ちゅ~ねんは株式投資をしておらずそもそも経済についての知識や興味もなかった時期なので村上氏が逮捕された時もただ、「金の亡者がズルい事をしようとして捕まった」ぐらいの認識しかありませんでした。

しかし最近になって、ちゅ~ねん自身が株式投資を始めて経済のことに興味を持ちだして株式や経済の本を読みようになり、偶然にも村上氏の会社経営や投資思想が書かれてある「生涯投資家」という本を読んでいたり、今回の記事で紹介する「ガイアの夜明け」の中で会社経営についてや株式投資の意義について語る村上氏のお話は的を得ていて、大変納得できるものでした。

今回は村上氏が逮捕された当時のちゅ~ねんの村上氏の印象と現在のちゅ~ねんの村上氏の印象がかなり違うので、そのことについて記事にしてみました。

 

 会社は建前上は株主のものだが、実際は?

投資関係の本を読んでいると、

「会社は資本金を出資している株主のもの。だから経営陣は会社の価値、さらにいえば会社の評価を高めて株価を上げる経営をして株主に報いなければいけない」

ということが書いてあります。

しかし、実際はどうでしょうか?

日本の大企業は大企業同士でそれぞれの会社の株式を保有しあって企業の安定株主になり、株主総会の場ではいっさい発言をせずに現経営陣の意向に沿った議案を通すことが行われています。

 

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出典 テレビ東京

 

村上世彰氏の主張

上の図のとおり、株の持ち合いをしているとその企業内部のチェック機能が働かず本来は会社の価値を高める活動を考えるべき経営陣が、権力闘争に明け暮れていたり取締役社長が会社のお金を自分のプライベートの支払いに流用するといった事態が起こりえます。

このことに対して村上氏は逮捕前から異を唱えてきたわけです。

 

村上氏の主張は以下の通り。

  •  会社の企業統治の低下、モラル低下を防ぐために株式の持ち合いは止める
  • お金を内部留保として会社内部に貯めこむばかりの企業に対しては、新たな事業に投資をするか使い道がないのであれば株主に配当を多く出す
  • 会社の中に貯まっているお金を世の中に循環させればもっと日本は良くなる

村上氏について聞かれたホリエモンはこう言っています。

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出典 テレビ東京

 

安く買って高く売ることが、おぞましい事?

村上氏は1999年に自らが立ち上げたM&Aコンサルティングという投資会社で、割安に放置されている会社の株を大量に買い取り、株主総会にて上記の主張を唱え自分のファンドの利益の追求と投資をした会社の資本を会社の業績アップのための投資か、それができなければ投資家への増配を提案して企業に貯まっているお金を効率的に使い、社会に循環させるという目的で活動していました。

しかし、2006年にニッポン放送株でインサイダー取引をしたという容疑で逮捕されました。

ここで疑問に思うのはプロ中のプロの投資家である村上氏がインサイダー取引などという危ない橋をわざわざ渡る必要があったでしょうか?

そのインサイダー取引での裁判の判決文の一部に、こう書かれていたそうです。

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出典 テレビ東京

 投資家が、投資対象である株式を

「安く買って高く売るのがなんでいけないの?」

と、ちゅ~ねんは疑問に思いました。

みなさんもそう思いますよね?、、、。

当時の日本国は共産圏の国でしたっけ?

このような摩訶不思議な判決文を今回のガイアの夜明けで見て知ったのですが、こんな判決文がいまから10数年前に平然と出されていたことにショックを受けました。

村上氏が安く買って高く売ることによって得た資産の利益は節税はもちろんしていたでしょうが、残りの利益は国に税金として納めていたはずです。

 

このような資本主義社会に反する判決が出されていたのに、当時のちゅ~ねんは

「金の亡者がズルい事をしようとして捕まった」

と、冒頭の文章で書いたとおりの認識しかありませんでした。

というのも、当時のマスコミの報道はホリエモンと組んでお金の力でニッポン放送を乗っ取ろうとした悪党に天誅が下されたという論調のものが多かったからです。

いまから思えばちゅ~ねんはその論調を疑問に思わずに、ただマスコミの報道を鵜吞みにしていただけだったのです。 

まとめ

現在、村上氏はシンガポールに本拠を構えてそこから世界中に個人投資家として株式投資や不動産投資をして、悠々自適に暮らしているそうです。

番組スタッフが、

「また日本に戻ろうと思っていますか?」

との質問に、村上氏は

「思っています」

と、即答されました。

しかしそのあと苦しそうに話を続けて、あの当時は周囲から「お前なんかいらない。出ていけ」と言われているようでしんどかったので、シンガポールに移ったのだと当時の心境を語っています。

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出典 テレビ東京

このように日本で苦渋を舐めた村上氏ですが、現在日本の中学1年から高校3年生を対象に「子ども投資体験プログラム」を立ち上げ、未来を担う子供たちへ投資教育を始めました。

やはり自分の能力を日本のために役立てたい、という思いが強い人なのだと思います。

 

番組の中で紹介されていた村上氏の投資哲学は、

「一番高い時に売れると思うな、一番安い時に買えると思うな」

 「上がり始めて世の中が変わり始めた瞬間を見極める能力を身につけなさい」

でした。

ちゅ~ねんはいつも損切りや利確が遅れて損ばかりしているので、上の2つを頭に入れて投資をしていきたいと思います。

 

さらに人生訓的な話になりますが今回のガイアの夜明けを見て思ったことは、世の中で起こった事件についてのニュースがTV、ラジオなどで報道されますが、マスコミの誘導的な一方通行の報道に影響されて自分の頭で考えずそのままニュースを鵜吞みにするのではなく、面倒なことですが報道されている内容が本当に正しいのか、反対の事象はないのかを調べてみて、その結果を踏まえて自分自身の考えを持つことが大切だということです。