関東逆境中年投資部

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波に乗っている、ツキが来ているのは気のせい (メンタリストDaiGo氏のお言葉)

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・多くのギャンブラーは2回続けて勝った時点、つまり、波が来たと思った時点で、「次は負けるのではないか」と不安になる。

・その不安のせいで、連勝したギャンブラーはそれ以降、負けにくい安全な賭け方をし始める。結果的に、大きな負けを被る可能性が低くなり、勝ちが続いているように見えやすい。
・一方、負けたギャンブラーには「負けたぶんを次で取り戻そう」という心理が働き、焦りとともにリスクの高い賭けをし始める。

その結果、どんどん負けが込んでいき、ツキがないように見えてしまう。 

つまり、ギャンブルの勝ち負けは、運/不運の周期や運気の流れのせいではなく、目の前にある結果に対して、本人がどう判断し、行動したかによって決まっていくのです。

引用元: 運は操れる(メンタリストDaiGo 著)より

この引用文の「ギャンブラー」を「投資家」「投機家」に置き換えても意味が通じると思う。

ギャンブルにおいても投資においても、ありがちなのは「負けた分を次で取り戻そう」とすること。

負けを取り返そうと焦っている心理状態なので、本来はチャンスが来るまでじっと待たなければ状況の時でも、軽はずみなポジションを持ってしまう。

良い結果が欲しいのであれば冷静に自分の思考を整えて、慎重な行動を心掛けるべきなのに「次こそは絶対勝つ!」の一点張り。

こんなときは自分の思考や感情をコントロールできていないので、結局は負けを重ねて最後は市場から退場していく。

そんな状況にあった時、本人は「運が悪かった」「ツイていなかった」と嘆く。

しかし、それは運のせいでもツキが無かったせいでもなく負けるべくして負けたのだということが理解できる。

結局、運やツキといった抽象的な言葉で事実から目をそらすのではなく、事実をありのままに受け止めて、論理的、合理的な思考ができる人が勝てる人なのだろう。

「貧すれば鈍する」とはよく言ったものだ。

 

 

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