8月10日にアルテリアネットワークス(4423)19年3月期(前期)の本決算の記事を書いたばかりですが、8月14日に今度は20年3月期(今期)の第1四半期決算発表がありました。
ちなみに19年3月期(前期)の本決算についての記事はこちらです。
そもそもアルテリアネットワークスってどんな会社?と思った方はこちらの記事で紹介しています。
「いやいや、アルテリアネットワークスなんて興味ない。はっきり言ってどうでも良いんだけど(苦笑)」
と、このような読者様の反応が目に浮かぶようですw
だがしかし!
メジャーな銘柄の決算は有名どころのブロガーさん達が紹介されているでしょうから、底辺マイナーブログである、この「関東逆境中年投資部」ではあまり世の中で話題になっていないマイナーな銘柄をガンガン紹介したいと思いますw
そんなんじゃPVが増えないぞって?
PVってなにそれ?
美味しいの?(´・ω・`)
それでは参りましょう!
20年3月期(1Q):アルテリアネットワークス(4423)第1四半期の業績
- 売上高(百万円):12,631(前期比+7.4%)
- 営業利益(百万円):1,985(前期比+20.3%)
- 税引き前利益(百万円):1,891(前期比+22.4%)
- 四半期利益(百万円):1,316(前期比+17.2%)
- 営業キャッシュフローマージン:21.4%
- 粗利益率:33.3%
営業利益、純利益がそれぞれ17%~22%増と良い決算数字ですね!(*'▽')
20年3月期(1Q):アルテリアネットワークス決算分析
前第1四半期と比べて売上原価は5.8%増、販管費は18.9%増となりましたが、粗利率が前期と比べて10.7%改善し、さらに「その他費用」が68%減っています。
そのため四半期(純)利益が前期と比べて17.2%増となりました。
その他費用の計上は主に株式上場関連費用とのこと。
必要経費は増えたがそれ以上に株式上場関連費用という一過性の費用が無くなり、さらに粗利率も改善されたため今回の好決算につながりました。
今回の好決算は株式上場関連費用が無くなったことが大きな要因のひとつですが、株式上場関連費用が無くなるこれからは、どのような成長戦略を会社が取るのかで今後も成長するのかしないのかが問われると思います。(もっとはっきり言うと、今後株価が上がるのか下がるのかは会社の今後の成長戦略次第だということです)
アルテリアネットワークスの事業は3事業あります。
- インターネットサービス
- ネットワークサービス
- マンションインターネットサービス
特に1のインターネットサービスでは2019年1月に追加した「ARTERIA光 インターネットアクセス」というサービスがコンテンツ配信事業者や情報通信事業者に好評だったそうで、「MM総研大賞2019 スマートソリューション部門 次世代固定ネットワーク分野」で最優秀賞を受賞しました。
コンテンツ配信事業や情報通信事業はこれから始まる5Gでますます伸びていく業界なので、このようにネット配信事業者から高評価されていることは株価的にも好材料だと思います。
7月と8月のチャートを並べてみた
偶然にも1か月前の7月16日のチャート(ブログ記事で使用)をスクショしていたので、今日のチャートと一緒に並べてみました。
このしょぼくれたチャートが、、、、↓
一気に大きな陽線が出て1300円台に突入しました↓
決算前は1200円台を割った場面もありグダグダやっていましたが、今回の決算発表後、潮目が変わる可能性がありそうですね。
1350円以上を明確に抜ければ更なる株価上昇も期待できそうです。
まとめ
8月14日は米国市場が800ドルの下落となったので、今日の日本市場は大暴落で引けるかもと思っていました。
そのためアルテリアネットワークスをあわよくば激安で買増ししようと1,200円ぐらいで指値注文しておきましたが、さすがにそんな安値では買増しさせてもらえませんねw
いつも暴落ばかりしている日経にしては冷静な反応だったようで、ちょっと拍子抜けでした。(前々から下げまくっていたおかげ?w)
とはいえ今後の世界市場の動きではさらに株価の下落が続くことが予想されますので、注意深く買い増しを検討していきたいと思っています。