僕の現在の投資方針は、
- 資産を堅実に増やすための日米の高配当株投資(iDeCo、NISA含む)
- 資産を効率的に増やすための日本の成長株投資
という2本立ての投資方針を掲げています。
今回の記事は資産を効率的に増やすための成長株銘柄のお話です。
成長株投資は今のところRPAホールディングスのみとなっていますが、
「どこか、他にも良さげな成長株はいねが~!( ゚Д゚)ノ」
と、探していたところ2018年12月に東証一部に上場したアルテリア・ネットワークス(4423)を見つけました。
これがなかなか面白そうな銘柄だと思ったので、このブログにてアウトプットしてみたいと思います。
今回の記事を読むことによって、
- アルテリア・ネットワークスってどんな会社?
- アルテリア・ネットワークスの良いところは?
- アルテリア・ネットワークスの不安なところは?
について知ることができます。
それでは、参りましょう!
※今回の記事はあくまでも僕の考えをアウトプットしているだけで、銘柄推奨や買い煽りをしているわけではありません。投資をする際には自己責任でお願いします。
アルテリア・ネットワークスってどんな会社?
アルテリアネットワークスは、法人向けの情報通信事業とマンションの光回線事業を行っている会社です。
具体的にどんなビジネスをしている会社なのか、あーだ、こーだと僕のヘタな文章で説明するよりも下の株主総会のプレゼンテーション動画を見たほうが早いと思いますので、まずはそれをご覧くださいませ。
アルトリア・ネットワークスの良いところは?
アルトリア・ネットワークスはドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリア以外で唯一、国内に基幹光ファイバーネットワーク網を持っている会社です。
そして、この会社は成長戦略としてその光ファイバーネットワーク網を、
- 大都市圏に集中運用する
- 高収益が見込めるBtoB(企業間取引)にターゲットしている
この2つの成長戦略によって高い収益性を得ることにフォーカスしている会社です。
下世話な言い方をすれば、「儲かることしかやらない」といったところでしょうかw
儲かることしかやらないので、アルテリア・ネットワークスは、
- 営業利益率16.2%
- 純利益率9.8%
- 営業キャッシュフローマージン21.3%
という高い数字を出しています。
一般的に営業利益率は10%あれば優良企業とされており、純利益率は情報通信業界の平均値が4%ぐらいです。
また営業キャッシュフローマージンは15%以上継続的にあると競争優位性が高いといわれています。
けれどもさきほど儲かることしかやらないと書いたばかりですが、アルテリア・ネットワークスは残念ながら営業利益率、純利益率では3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)に負けてしまっています。
営業キャッシュフローマージンは20倍近くの差で勝っていますけどね。
そもそも3大キャリアってのが時価総額5~6兆円規模の巨大企業なのに営業利益率、純利益率が20%近くあるのがすごすぎる、、。
同じぐらいの時価総額である日本郵政とはエライ違いだ、、、^^;
ちょっと脱線気味になってしまったので話を元に戻しますと、アルテリア・ネットワークスは、
「大都市圏にある高収益が見込める企業をターゲットにしていて、そこへ経営資源を集中して成長を目指していく」
会社であるといえます。
これから5Gが本格的に始まると動画再生の需要が爆発的に増えると言われていますが、その情報インフラである光回線ネットワーク網を運用している会社なので、いま話題の5G関連銘柄でもあります。
アルテリア・ネットワークスの不安なところは?
アルテリア・ネットワークスの一番の不安材料は今年の4月に独占禁止違反の疑いがあるとされたことです。
そのため会社側は第3者委員会を設置して現在調査中です。
この影響のため今後の業績に影響が出るかもしれないということです。
テクニカル面ではどうなってるの?
4月の独占禁止法違反の疑いのニュースで暴落後、窓を埋めてからまたしても下落し始めています。
MACDでも売りサインが出ていますね、、、。
下げ止まったところでうまく買いたいものです。
まとめ
上の株主総会資料にあるように、アルテリア・ネットワークスは自前の光ファイバーネットワーク網を持ち、法人向けのネットワーク構築とインターネット事業、そしてマンション一括の光回線サービス事業を行っている会社です。
高収益の見込める大都市圏の企業へ「選択と集中」の経営をしている点とこれから本格的に始まる5Gの関連銘柄ということで、非常に楽しみな銘柄だと思ったのでブログ記事にしてみました。
配当性向も50%を目指すということで、株主還元にも積極的であることもプラス材料です。
あとは独占禁止法の違反の疑いの影響がどうなるのか、注意深く見守っていきたいと思います。
今回もここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。