今朝、ニュースアプリを見ていたら神奈川県葉山町の海の家でキャッシュレスで支払いができるというニュース記事を読みました。
実際に海の家でキャッシュレス払いを利用した人は「濡れた手でお札をさわらなくていいのはありがたい」と高評価だったそうです。
この海の家でのキャッシュレス払いはどういう仕組みなのかというと、予約時にクレジットカード番号を登録しておけば店員にカードやスマーフォンを見せなくても飲食代金が自動的にカードから支払われるというもの。
なので支払いにかかる時間が全くなく心置きなくビーチでのバカンスが楽しめるということですね。
これが現金での支払いとなると、せっかくお酒を飲んで良い気分だったのに
- まずレジの前で待たされる
- 自分の番が回ってきたら財布をカバンやポケットから取り出す
- お札や硬貨を財布の中から選ぶ
- お金をレジの係りへ渡す
- おつりがあればおつりをもらって財布に入れる
このような一連の動作が必要になり、少々ダルイですよね^^;
まあ、いままではこれが普通だったので文句の言いようが無かったのですが、このようなキャッシュレス払いの便利さが広がっていけば日本でも爆発的にキャッシュレス化の波は広がりそうです。
それと今年の10月から消費税増税があります。
政府は過去に消費税増税をして景気を冷やしたトラウマが残っているのか、クレジットカード払いなどのキャッシュレス払いをした場合、中小企業の小売店、飲食店、宿泊施設では5%のポイント還元をすると発表しています。
これが適用されると実質的には消費税の減税になりますね。
残念ながら19年10月から20年6月の期限付きみたいですけど(-_-;)
さらに日本では20年に東京オリンピックが開催されるので、その観戦にやってくる外国人観光客のためにクレジットカード払いやQRコードでの支払いをすることができる個人商店が増えていくことが予想されています。
このことによって外国と比べて、キャッシュレス化が遅れていると言われている日本人でもキャッシュレス払いを選択する人が加速していくでしょう。
このキャッシュレス化の流れの中で、一番恩恵を受ける企業はどれか?
それは消費税の5%還元を受けられる中小企業?
それとも~payを運営しているYahoo!や楽天、LINEなどのプラットフォーマー?
いいえ、僕が思うにキャッシュレス化で一番の恩恵が得られる企業はクレジットカード会社です。
VISAやマスターカード、JCBなどの企業ですね。
これらの企業は世界中にネットワークを持ち、キャッシュレス決済のインフラを支えています。
~payなどのQRコード決済も、結局はクレジットカードに紐づけられています。
なので日本に限らず、各国とも現金より利便性の高いキャッシュレス決済の比率が高くなることが予想されるのでクレジットカード会社が最もキャッシュレス化の恩恵を受けられる企業です。
そう考えたので僕はこの間、米国株のVISAを20株ほど買いました。
さてさて2~3年後になって、この考えが正解だったのかどうか答えが出ると思うので、それまで気長に待ちたいと思います。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。