FRBが緊急利下げを発表しました。
FRBが利下げをすることは、もはや確定的な状況でしたが17~18日の定例FOMCを待たずに緊急利下げを発表したことがサプライズとなりました。
これは11年前のリーマンショック以来のことだそうです。
しかも利下げ幅を一気に0.5%(利下げ幅の予想値は0.25%)下げたことも、今回のコロナショックに対して「これ以上、株価の暴落はさせない!」というパウエル議長の強い意思を感じます。
ですが残念ながらこの日に限っては、これがまったくの裏目となってしまい、NYダウは785ドル安で取引を終了しました。
利下げをすれば株価は上がるのがセオリーだと思うのですが、ほんと市場心理というのは気まぐれなものです。
この気まぐれでジャジャ馬のような「マーケット様」を飼いならさなければいけないパウエル議長にちょっと同情してしまいました。
「利下げしなくても株価は下がるし、実際に利下げしても株価下がるし、いったいどうすればええんや、、、(>_<)」
と、やけ酒でも飲んでそうですね。
しかし中長期的には、この利下げの効果が出てくるでしょう。
一方、日本市場のほうは昨日と違って、いままで売られていた小型株が買われていたような気がしますが、みなさんはどう感じましたか?
NYダウが700ドル以上下げた割には、ひさびさに底堅い展開で僕のポートフォリオも若干ですが含み損が減りました。
けれどもここまで全体地合いが悪いと、以前のような上昇相場は見込めず今後も厳しい状況が続くでしょう。
ですので今後、株価が反発してリバウンド相場になるのか、まだまだ暴落が続くのかどうか、その見極めが重要ですね。