もうすぐ年度末。
残っていた有給休暇を消費するため連休をとりました。
せっかくの連休、家でボーっとしててももったいないので国宝の松本城を観に行くことに。
そのまえに珈琲美学アベでモーニングをいただき、
お昼ご飯は御そば打処野麦でざるそばを食べました。
そしていよいよ、今回の旅の最大の目的地である松本城見学です。
松本城へ向かう道すがらの神社。
キツネが赤いマスクつけてて、かわいかったです(笑)
さらには松本城型のお店があり、、、。
ついに松本城の入り口に到着。
松本城へ向かう道中、おしゃれなお店がたくさん立ち並んでいて、とてもきれいで上品な街並みでした。
松本城を中心に江戸時代の前から、この地方の中心地として栄えてきた街なのかもしれませんね。
ここからすぐに天守へは向かわず、外堀にそって歩いてみることに。
堀の中のカモにまぎれて白鳥がいました(笑)
こいつとは思わぬ場面でふたたび出くわすことに。
堀はけっこう埋め立てられているようで、江戸城(皇居)とか鶴ヶ城(会津若松城)と比べると小さい感じ。
外堀からの松本城の図。
外堀をぐるりと一周したところで、いよいよ天守へ向かいます。
天守へ向かうにあたって、正門(黒門)と太鼓門の2か所入り口がありますが、まずは天守の東側にある太鼓門から入場しました。
太鼓門のお目当てはコレ。
「玄蕃石(げんばいし)」です。
高さ約4メートル、重さが約22.5トン。
この巨石を現在の松本市岡田から4㎞先の松本城まで人力で運んだそうな。
玄蕃石という名の由来は、
「石を運ぶ際、作業員の中に文句を言う者がいて、それを聞いた「玄蕃頭」という位の現場監督がその文句を言った者の首をはね、その首を槍に突き刺し高く掲げ、大声で号令をかけて残った作業員たちに石を引かせた」
という「玄蕃石伝説」にちなんで玄蕃石という名がつけられたそう。
、、、うん、この時代、かなりヤバいっすね。
この時代のお城って威厳を示すために門の横の石垣に巨石を積むのが習わしみたいになっていたようです。
もちろん当時はほぼ人力で運んだことでしょう。
いったいお城ひとつ建てるために、どれだけの人が血と汗を流したか、そして何人の人たちが命を落としていったか。
いまとなっては想像もできません。
現代に生まれてきて良かった(笑)
この太鼓門の2番目の門をくぐると二の丸御殿跡があります。
普段はお城ではなくお城の敷地内にある「御殿」で行政をおこなっていたそう。
本当はお城の真ん前の敷地にあった本丸御殿を使っていたそうですが、本丸御殿が焼失してしまい、予備でつくってあったこの二の丸御殿で行政をおこなったそうです。
二の丸御殿も現在は建物はなく、レンガで当時の建物があった場所を示すのみ。(平面復元というらしい)
次回はいよいよ天守攻め。
2月27日(土)にアップ予定です。