関東逆境中年投資部

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「伸び始めのニッチなベンチャー企業」と「成熟した安定成長企業」というのは、目のつけどころとして『おいしい』(苦瓜達郎氏のお言葉)

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いってしまえば、「伸び始めのニッチなベンチャー企業」と「成熟した安定成長企業」というのは、株価が割安であれば、目のつけどころとして、『おいしい』のではないかと思うのです。

 

引用元: ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること(苦瓜達郎 著)より

2016年~2017年の1年間でファンド運用実績、年44.3%プラスという結果を叩き出したファンドマネージャー、苦瓜達郎氏の本より引用。

「伸び始めのニッチなベンチャー企業」であれば少なくとも当面の成長が期待できる段階であれば多少経営者が未熟であっても、なんとかやっていける。

逆に時代のニーズに合っていて経営者の能力が高い企業であっても、激しい競争にさらされ続ける業界であれば、その先はどうなるかわからない。

どちらの企業に投資をするか、と考えると筆者の苦瓜氏は前者を選ぶ、という。

また、すでに成長しきってしまった「枯れた」業界であっても、そこでのポジションが確立されていて、安定的な成長が見込める企業も投資対象になりえる、とも書かれている。

世の中が発展していくためにはライバル同士の激しい「競争」がつきものだが、投資対象として考えるならば競争の無い、ヌルい業界の中でトップとして君臨している企業を狙えといったところだろうか。

これは投資の神様のバフェット氏も言っていることだ。

上で書いたような条件にあてはまる銘柄を僕なりに考えてみると、医師や看護師などが着る白衣を作っているナガイレーベン(7447)が頭に思い浮かんだ。

白衣を作り続けて60年以上の歴史があり、東証一部上場の企業である。

恐らくここと激しい競争を繰り広げている企業はないであろう。(有ったらごめんなさい)

その証拠に最新の四季報によると【連続増益】の見出しがついている。

株式投資を始めたとき、昔やっていた仕事の関係(はりきゅう・マッサージ師)でナガイレーベンの白衣を着ていたので、ナガイレーベンの株を買ったことがあった。

しかし「持っててもワクワクしない」という理由で、1回配当を貰っただけで売ってしまった。

その後は株式分割もしており、現在の配当性向が50%ということなので今も保有しつづけていれば、結構儲かったはず。

しかし、いまさらナガイレーベンを買いなおすのも癪に障るので、もっと他の『おいしい』銘柄は無いかと探している最中である。

 

 

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