「ひとつの会社に真面目に勤め続けていれば地位が守られていた昭和の時代の終身雇用制度は終わった」
とか、「年金の受給開始年齢がが現在の65歳から将来的には75歳からの支給になる」
などという話をネットやTV、新聞、雑誌などで見聞きすることが多くなってきました。
「だから、将来の不安を少しでも軽くするために副業を始めましょう。働き方改革の一環で政府もそれを後押ししています」
というような話が世間の間で話題になっています。
とはいえ今現在の自分の境遇に満足していて、そのような心配事に無縁な人たちも実際には数多くいるはずです。
ちゅ~ねんの職場でもそのような人がいて彼のお金の使い方を見ていて思うところがあってので、そのことについて書いてみました。
定時で仕事が終わったら、そのまま飲みに行く
ちゅ~ねんは現在、郵便配達の仕事をしていますが同じ班にいる正社員のAさんと親しくさせてもらっていて仕事以外にプライベートで一緒に飲みに行ったり、ときには同じ日に休暇を取って旅行に行ったりしています。
そんなAさんは仕事が定時で終わるとそのまま飲みに行くことが習慣になっています。ちゅ~ねんも以前はAさんと一緒に飲みに行くこともありましたが、いまは仕事が定時で終わったらそのまま真っ直ぐ家に帰るようにしています。
それはなぜかというと、はやく家に帰って読書をしたりお金やビジネスについてわかりやすく解説してくれているYouTubeの動画を観たいからです。
こんなことを言うと、
「Aさんは典型的な昭和の時代の能天気なサラリーマンで、一方のお前は真面目に努力している賢明な人間なのですと言いたいのか?」
と読者のみなさまに誤解を与えてしまうかもしれませんが、それは全く違います。
株式投資で成功していてかなりの資産がある
というのも、Aさんは株式投資で成功していて非常に裕福な人なのです。
正社員で年収が600万円以上あり、毎年株式投資で利益をあげ続けて現在の総資産は3000万円ぐらいとのこと。
最近の株取引の例だと、数多くの投資家を退場に追い込んだと思われるサンバイオ株にもうまく立ち回って多くの利益を得たそうです。
まさにちゅ~ねんから見れば大成功者です。
しかもあろうことか、ちゅ~ねんよりも2~3歳下w
先ほど定時で仕事が終わったら帰りに飲むことを止めて、真っ直ぐ家に帰って読書やタメになるYouTubeを観るようになったと言いましたが、このAさんの人生と比べて自分の人生のあまりのショボさに、
「このままじゃヤバイ!もっと自分の人生を良くするために勉強しないと!」
と思ったことが自分なりに勉強をし始めたきっかけになっています。
ちなみにいまちゅ~ねんが読んでいる本は文章を書くことについての本を読んでいます。
ブログを始める前まで「SEO」などという単語なぞ知らなかったですし、郵便配達をしているだけでは絶対に知ることがないネットビジネスについてのことや人を惹きつける文章を書くにはどうすれば良いのかなど、いままで縁がなかった新しい知識がマンガを交えて説明してあるので辞書みたいに分厚い本ですが、非常に読みやすいですし楽しみながら学べています。
自分の人生に満足していればブログを始めたり、このような本を読んで学ぶことは絶対に無かったと思うので、自分の人生を変えなければと考えるきっかけをくれたAさんには感謝しているのです。
お金の使い方を変えれば若くしてセミリタイアができるのに、、、。
そんなちゅ~ねんの恩人ともいえるAさんなのですが、ちゅ~ねんから見て残念に思うことがあります。
それは飲みに行くことや外食をすること、また旅行に行ったり夜のお店へ行く回数が非常に多いのです。
要するに金遣いが非常に荒いということ。
Aさんは独身なので、生活費も既婚者よりもかからないはずです。
給料や株式投資の利益の合計で年収にして1000万円ちかく稼げているはずなので、飲みに行ったり外食や旅行などの遊興費を減らせばかなりの額が貯金できます。
株式投資の利益はそのときの相場の状況に大いに左右されるので、あてにはできませんが株式相場が最悪な状況でも支出を切り詰めれば給料だけで300万円は貯金できそうです。
300万円を25年貯金しつづけて7500万円。
これに現在の資産の3000万円を足せば1億円弱。
この1憶円を年5%以上の運用益が見込める米国のインデックスファンドに投資すれば、それだけで年間500万円の不労所得が手に入れられるようになるのでセミリタイアも十分に可能です。
ちゅ~ねんの立場からAさんのお金の使い方をを見ると、上で書いた考え方でお金を使えばいいのにな、時間とお金がもったいないなと思ってしまいます。
まとめ
とは言うものの、ちゅ~ねんもAさんのような順風満帆な人生を送っていれば、Aさんと同じようなお金の使い方になっていたかもしれません。
しかし残念なことに現在のちゅ~ねんは順風満帆な人生を送ってはきませんでした。
相変わらず暗中模索の日々が続いています。
正直に言ってAさんをうらやましく思ったり、ちょっと妬んでしまったこともありましたが、最近では勉強を続けていく中でいままで知らなかった知識や考え方に出会えるので、それが楽しくなりこんな暗中模索の日々も悪くはないと思えるようになってきました。
暗中模索の日々が報われるのかどうかはわかりませんが、暗中模索をする気にさせてくれたAさんに感謝です。