3月22日の日経平均株価の終値は29,174円(−618円)で取引を終えました。
先週末の米国株式市場はNYダウが234ドル安。
これは米中関係が再び悪化したことや米大手銀行の資本規制の緩和措置を延長しない方針を示したFRBに投資家たちが失望したことが主な原因のようです。
日本市場では日銀が日経平均連動型ETFを購入対象から除外したことで日経平均株価の寄与度が高い銘柄中心に売りが膨らみ、日経平均株はほぼ安値引けでした。
最近の日銀は10年以上続けている金融緩和策の出口戦略を考えていると投資家に意識されているので、投資家たちを安心させる何らかのアナウンスをしないと、日経平均株価はこのままズルズル下げ続けていきそうな気がします。
株式市場の健全化を目指すことは結構なことだとは思いますが、30年前に起こったバブル経済時におこなった強行着陸のような政策をすると市場に対して副作用が強く出てしまうので、慎重な対応を日銀にはお願いしたいものです。
保有銘柄の含み損は15.6万円となりました。