人々が実態よりも著しく悪い印象を抱いている状況でなければ、掘り出し物は生じ得ない。
つまり、最良の機会は 、たいてい周りのほとんどの人が気づいていないものの中から見つかる。
結局のところ、誰もが良いと感じ、喜んで買おうとするものに、お買い得価格はつかないのだ。
引用元: 投資で一番大切な20の教え(ハワード・マークス 著)より
このお言葉のとおりだなと思った銘柄がある。
それはエンビプロHD(5698)という会社である。
この会社は坂本彰氏の本で知った。
四季報によるとこの会社は建築資材や廃車を収集し、鉄くずなどに分別加工して販売しているのだそう。
言ってはなんだが、まったく心がときめかない事業ではある。
とりあえず監視銘柄として登録しておいたが、この銘柄の事は忘れていた。
登録した時は、たしか株価は600円台。
そして、今現在は株価800円台になっていた。
坂本氏はこの銘柄を取得単価300円台で買っているようなので、もうすでに2倍以上値上がりしている。
けれども現在のPERは約13倍なので、まだまだ買える水準だ。
このことから分かるように市場参加者からはあまり注目されておらず、人気が無い銘柄だってことなのだろう。
しかし、このような銘柄こそ今回引用したハワードマークス氏が言う「掘り出し物」なのだ。
キラキラしていて人気のある銘柄より地味だが本当は実力のある銘柄。
株の掘り出し物探しって恋人探しに似ている、、、のかもしれない。
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