もうすぐ年度末。
残っていた有給休暇を消費するため連休をとりました。
せっかくの連休、家でボーっとしててももったいないので国宝の松本城を観に行くことに。
松本城も楽しみだけど、ご当地グルメも楽しみたい!ということで事前にあれこれ調べたところへ食べに行ってみました。
松本旅行2日目は浅間温泉に行ったので、お昼ご飯も浅間温泉街で食べることに。
降りたバス停からほど近くに事前に調べておいた中華屋さんはありました。
その名は「藍蔵(あいくら)」さんです。
お店の外観の写真撮り忘れてます、、、スミマセン。
ここ、浅間温泉グルメをグーグルで検索してたらやけに評価が高くて気になってたんですよね。
バス停から降りてちょっと歩くとすぐに見つけることができたので突撃しました。
お店の外観も中もほんと普通の街の中華屋さん。
先客は中年男性1人、初老男性2人組、熟女2人組。
入り口付近の本棚には漫画本が多数。
まさに昭和の頃から変わらない、たたずまい。
とりあえず半ラーメン・半チャーハンとぎょうざを注文し、手塚治虫の「ブラック・ジャック」を読みながら待つことに。
ブラック・ジャックを読んでる間、店内をブンブンと一匹の小さな虫が元気に飛び回っておりました。
しかも注文したものが出てくるまでけっこう待ちます。
待っている間、おトイレも使わせてもらいましたが、かなり年期の入ったおトイレ。
こういう雰囲気のお店って僕の経験上けっこうヤバめなお店しかなかったので、ちょっと怖い、、、。
結局15分ちかく待って、ぎょうざが登場。
あ、美味しそう、、、。
まずは醤油だけをつけていただきました。
頬張ると皮が厚くてすごくモッチリ。
でも重くない。
おそらく自家製の皮。
そして中からは肉と野菜の旨味があるスープが出てくる!
めちゃくちゃ美味しい!
2個目は醤油とラー油をつけて。
このラー油、山椒の良い香りがします。
これも自家製のラー油のよう。
山椒と唐辛子のヒリヒリした辛さでない、マイルドな辛さ。
それが皮はモッチリ、中はジューシーのぎょうざにすごく合う!
こりゃたまらん!
瓶ビール1本750円、、、。
「高いから絶対頼まねぇ!」
と思っていたのですが、このぎょうざと一緒にどうしてもビールが飲みたくなって我慢できずに瓶ビール1本お買い上げ。
チョロすぎ、俺、、、。
「うまっ、うまっ!」
と夢中でぎょうざに舌鼓をうっていると、ほどなく半ラーメンと半チャーハンも到着。
ラーメンのスープもしっかり鳥でダシ取ってあるし、チャーハンもパラパラで美味しい。
こういう丁寧に作ってあるラーメン、チャーハンが無性に食べたくなる時がある。
チェーン店は安いし入店しやすいので普段づかいに良いですが、旅行に来たときはこういう自家製の皮で作ったぎょうざとか昔ながらのラーメン、チャーハンを食べさせてくれるお店がうれしいですよね。
ぎょうざが出てくるまでは、正直いったいどうなるかと心配してましたが杞憂だったようです。
例えるなら教室の隅でひとり本読んでいるような陰キャのメガネっ子だけど、メガネを取った素顔はめちゃくちゃ美少女!みたいな。
、、、なんとなく言いたいこと、お分かりいただけるだろうか?(笑)
第一印象は正直あまり良くなかったお店ですが、ぎょうざとチャーハン、ラーメンのレベルの高さで見事、僕の中でトリプルA評価店となりました(笑)
ここのぎょうざとラーメン食べるためだけに浅間温泉に行ってもいいな、、、。
疑ってごめんなさい。
ほんとに美味しかったです。
ごちそうさまでした。
このあとはふたたびこのあたりを散策してから松本市内へ戻り、晩ごはんは暖かいおそばにしました。
(続)