もうすぐ年度末。
残っていた有給休暇を消費するため連休をとりました。
せっかくの連休、家でボーっとしててももったいないので国宝の松本城を観に行くことに。
で、あれやこれやと松本市のことを調べてみると松本市内は喫茶店が多く、しかもモーニングサービスが充実している喫茶店が多いとのこと。
なのでそのモーニングとやらを体験しに午前中に松本へ到着するようにしました。
今回訪問したのは「珈琲美学アベ」さん。
ここは有名なお店なようで、はてなブロガーさんが何人もこのお店の紹介をしていました。
そのためだいたいのお店の雰囲気、システムが分かっていたので僕もそこにすることに(笑)
安直なようですが初めて行く土地のまったく予備知識が無い喫茶店へ行く勇気が僕にはなかったようです、、、。
店内は薄暗い照明になっていて良い雰囲気。
この写真だと明るい感じに見えますが(笑)
僕が小さいころ親に連れて行ってもらってパフェを食べさせてもらった頃を思い出す、昭和の雰囲気の喫茶店ですね。
そんな大人ムード満点の喫茶店にひざ丈のスカートに黒いストッキングを履いた、笑顔のステキな松本ガールがウエイトレスとして働いていらっしゃいました。
「珈琲美学アベ」なんていうので、おじさんかお爺ちゃんがひとりでやってる喫茶店だと勝手に思い込んでいたのでこれはうれしい誤算。
旅はこういう思いがけないことがあるから面白いんですよね。
ここのモーニングはドリンクを頼んでサイドメニューを自由に選ぶ形式。
ドリンクが450円でトースト50円とかオムレツ150円とかそんな感じ。
僕はコーヒー、ポテトサラダ、バタートースト、プレーンオムレツ、ベーコンを注文しました。
普段は紅茶、ヨーグルトしか朝食を取らないのでずいぶん豪勢な朝食となりました。
もちろん急ぐ必要がないのでゆっくりと珈琲とお食事をいただくことに。
で、コーヒー皿になにやら文章が、、、。
「水ばかり飲んでコーヒーも飲まないなんて人生に生きがいがあるだろうか」
宮崎アニメ「紅の豚」の主人公、ポルコ・ロッソがこのセリフ言ったらめちゃくちゃカッコ良いフレーズかも!
(先日、あの声優さん、お亡くなりになりましたね。ご冥福をお祈りいたします)
そうそう人生、あくせく働くだけじゃなくて、ゆっくりコーヒーを楽しむ時間だって必要だよね、、、。
お会計の紙の裏にも、
「悪魔のように黒く、天使のように優しく、恋のように甘い 珈琲のひととき・・・」
う~ん、イイ!
なんかカッコいい!(笑)
白紙じゃなくてお会計の紙の裏にこういうこと書いてあるの、なんかうれしい(笑)
と、そんな取り留めのないこと考えながら珈琲を飲みつつ、、、。
普段の日常では絶対にありえない、ぜいたくな時間と朝食を楽しんだ「珈琲美学アベ」のひとときなのでした。
(続く)