結論からいえば、ナンピンは最悪の買い方だと思っている。
場合によっては一撃で死亡してしまうから。
これまでにも言っているように、上がっている物を買い、上がっているあいだは持ち続け、下がったら売るのが大原則。
ナンピンはその逆になっている。
~(中略)~
まずいのは、自分の失敗、敗北を認められないこと。
ナンピンは失敗しているにもかかわらずロットを増やす(=賭け金を上げる)という点でも矛盾している。
ここでやるべきなのは、失敗を認めて迅速に撤退すること。
つまり損切り。
引用元: 一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学(cis 著)より
個人投資家として230憶円の資産を築いたcis氏の「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」より引用。
僕のポートフォリオの中にも「はっきり言って失敗だったな」と思う銘柄が4~5銘柄はある。
そういう銘柄はふだんは微益か微損で推移していて、今回の新型コロナウイルスのような騒動が起きると一気に下がる。
まったくもって主体性がない。
それとは逆に「我ながら良い株を買ったな」と思える銘柄もある。
こういう銘柄は今回の騒動の影響で値動きが鈍くなってしまったが、依然として高値圏で踏みとどまっていて見ていて非常に頼もしい。
いずれコロナウイルスの騒動が終息すればふたたび高値更新を目指していくだろう。
「ダメな銘柄は小さい損のうちに損切りし、良い銘柄は上がっている間はずっと保有し続けろ」とcis氏は言う。
けれども、これは言うは易し行うは難しってやつで、とくに損切りはお金をドブに捨てるようなものだと考えてしまって、いまだにきちんと実行できていない。
損切りしようかどうしようか悩み、日ばかりが過ぎて、損が見逃せないほど大きくなってから泣く泣く損切りする。
最近も含み損が大きくなっている銘柄があるのに「コロナウイルスの影響が市場に織り込まれれば、株価も戻るだろう」と考えてしまって結局放置状態。
あれ?
一番主体性が無くて、頼りがいが無い奴って僕自身かも!?