関東逆境中年投資部

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安易に低PER株に飛びついたり高PER株に嫌悪感を示さない(バフェット太郎氏のお言葉)

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低PER株だからって何でもいいっていうわけじゃないし、高PER株だからといって全部ダメなんてこともないです。

そもそも低PER株っていうのは、将来の見通しが悪化しているヤバい株である場合が多いので、そんな株ばかり投資していたらいつかババを引くことになるので気を付けなければなりません。

~(中略)~

また高PER株だからといって、必ずしも割高だなんてこともないんです。

たとえば、原油価格の暴落が原因で一時的に利益が減少しているエネルギーセクターは、原油価格が回復すれば業績も回復することがわかっているので株価が下がりにくいんです。

そのため、利益が減少している一方で株価が下がらないので、一時的に高PER株になってしまうということもあるわけです。

したがって、PERをバリュエーションの尺度として利用するなら、ある程度の経験と知識が必要となり、どうしてそのPERなのかがわかっていなければならないので、

安易に低PER株に飛びついたり

高PER株に嫌悪感を示さない

ようにしてください。

 

引用元: バカでも稼げる「米国株」高配当投資 (バフェット太郎 著)より

株式投資をするうえで必ず見るといっていいPERの考え方を、わかりやすく説明してあるので少々長くなったが引用させていただいた。

低PERだからといって買い進んでいくと大変なことになることの実例としてバフェット太郎氏は米国のバイオ株であるギリアド・サイエンシズ(GILD)をあげている。

将来の業績悪化の見通しからPERが10倍を割り込むまで叩き売られていたのを、割安だと判断して買い向かった投資家達は高値から30%以上値下がりしてしまい、見事にババを引かされてしまったとのこと。

単にPERが高いから割高、低いから割安だと判断して投資をするのではなく、まずは決算書を読んでその会社の持つ成長ストーリーを想像したり、同業他社とくらべてその会社がやっているビジネスの優位性を確認する。

正直な話、決算書を読むのは目は疲れるし、面倒だし、時間はかかるしで、できることならそんな作業はしたくはない。

しかしそれでも、そんな面倒な作業を日々積み重ねる。

その先に見えてくるものが必ずある。

 

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