バフェットの考える成功はお金でも名誉でもない。
まわりの人から愛されているかどうかだ。
バフェットによると、年を取った時、家族や仕事仲間などまわりに自分を愛してくれる人がいる人は、例外なく「人生は成功だった」と語るという。
~(中略)~
バフェットにとっての成功はこうだ。
「ごく普通の仕事をしていたり、境遇は恵まれていなかったりしても、まわりから愛されている人は、大きな成功を感じているものです」
バフェットの人生の目的は、愛されたいと思っている人から愛されることだった。
引用元: 1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則(桑原晃弥 著)より
投資大国のアメリカが誇る大投資家、ウォーレン・バフェット氏のお言葉。
「あなたはいま、心から愛する人はいるだろうか?
そして、あなたを心から愛してくれている人がいるだろうか?
もし両方「イエス」と答えられるのであれば、あなたは真の成功者だ」
僕のような低属性の人間がこんなことを言っても、薄っぺらいキレイごとにしか聞こえないわけだが、自分の力で10兆円規模の資産を築きあげたバフェット氏が語ると色々考えさせられる。
僕が株式投資で成功してやろうと考えている理由は「働かなくても安心安全快適に暮らせるほどのお金を稼ぎ、毎日気分良く過ごしたいから」「自分の時間を自分の好きなように使いたいから」である。
だが今回の記事を書くにあたって自分の心の中をじっくり探っていくと、他にもあった。
それは「お金持ちになれば、周りの人たちがチヤホヤしてくれるから」である。
僕のイヤらしい心の内面をわざわざブログに書くこともないのだが、僕の内にある正直な願望なので、忘れないようにあえて記録することにした。
だけどよく考えてみたら、これってお金目当ての人だけしか周りにいないってことなので、一番寂しい状況だ。
バフェット氏はたとえ境遇は恵まれていなくても、愛してくれる人がいる人は大きな成功を感じているものだと言った。
確かにその通りだ。
お金をたくさん稼ぐことが出来て「働かなくても安心安全に過ごせるお金があり、毎日気分良く過ごす」「自分の時間を自分の好きなように使う」という目標を達成したとしても、一人ぼっちでは意味がない。
しかし愛してくれる人がいたとしても、お金のために一生働きずくめの人生は嫌だ。
これだと毎日の仕事で疲弊しきっていて、自分を愛してくれる大切な人と一緒に過ごす時間をじっくり味わうことが出来ないからだ。
だから経済的な豊かさだけを追い求めつづけるより、経済的な豊かさと人との愛情の豊かさ、この両方を得ることを僕の人生の目標として設定し直すことにした。
今回引用したバフェット様のお言葉のせいなのか、やけに感傷的な気持ちになってしまって単なる日記みたいな、いつも以上にキモい記事となってしまった、、、。
それはさておき、今夜はクリスマス・イヴ。
あなたは愛する人やご家族と、どう過ごしますか?