独力で考えなかったら投資では成功しない。
それに、正しいとか間違っているとかいうことは、他人が賛成するかどうかとは関係ない。
事実と根拠が正しければ正しい。
引用元: 1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則(桑原晃弥 著)より
投資大国アメリカが誇る大投資家、ウォーレン・バフェット氏のお言葉。
この本によるとバフェット氏は以前、世界一の半導体メーカーになる前のインテルへ投資をする機会があったが、投資をすることは見送ったのだそう。
その理由は「自分が良く知らない業界の企業だったから」
この考え方のために大儲けするチャンスを失っている。
だがそれでも、「マイクロソフトやインテルの10年後はわからない」と自分の専門外の業界には決して手を出そうとはしなかった。
このことに対してバフェットを非難する人も大勢いる。
しかしそれでも「正しいか間違っているかは他人が賛成するかどうかとは関係ない。事実と根拠が正しければ正しい」と言って自分の信念を曲げなかった。
そのバフェット氏が近年アップルの株を購入して話題になった。
きっと調査や分析を綿密にして決断したのだろう。
今までの自分を否定する投資行動なのだが、結果を出すためには手段を選ばない姿勢は、とても89歳とは思えない。
肉体は必ず老いるが、脳や精神は使えば使うほど磨かれるという好例だ。
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