みなさん、こんにちわ。
先週は後世の歴史の教科書にかならず載ると思われる、痛ましい事件が起きてしまいました。
こんなことは絶対にあってはならないことだと思います。
日本経済のためにご尽力された安倍元総理のご冥福をお祈りいたします。
さて、先日ネット版のブルームバーグを読んでいたらこんな記事がありました。
記事の内容は米ウォール街で最も強気派のストラテジストである、ジョン・ストルツファス氏がS&P500指数の今年末の予想を5,330から4,800へと引き下げたとのことです。
その下方修正の主な理由としては、
- インフレ圧力の継続
- ロシアウクライナ戦争などの地政学的リスク
- 中国のロックダウンによる物流網の混乱 など
と、誰もが知っているような理由です。
まぁそれはいいのですが、問題なのはこのニュースの見出しを読んだ僕の中の反応です。
具体的に言うと、
「とうとう強気派のストラテジストもS&P500の年末予想を下方修正してしまった!やっぱりこれから大不況がくるんだぁ~」
と見出しを読んだだけで軽率にも思ってしまったこと。
でもよく記事を読み、数字を検証してみると「下方修正した」とはいっても、現在(7月8日現在)のS&P500指数の値から20%近くも上昇している数字なんですよね、、、^^;
要は「インフレやロシアウクライナ、中国リスクがあるから以前の予想よりは数字が悪くなるけど、俺たちのS&P500はこれからドンドン上がっていくぜ!」と、強気派のジョン・ストルツファス氏は言ってるだけです。
人はどちらかというとネガティブなことに反応するから、購読者やクリック数を上げるために新聞の見出しやネット記事はネガティブなことをわざと大きく書く、などという話を聞いたことがあります。
今回、僕はこのメディアの戦略にまんまとひっかかってしまったわけです^^;
これからもこんな記事は経済や政治、世界情勢などの分野でドンドン量産されていくのでしょう。
それに対しては脊髄反射するのではなく、ちゃんと情報を吟味してから考えようと反省しました。
水戸黄門で例えると、うっかり八兵衛ではなく、助さん角さんのようなどっしり構えた大人になりたいと思った次第ですw