みなさん、こんにちわ。
5月なのに、ちょっと肌寒い日が続く関東地方からお届けします。
さて4月29日にNYダウが939ドル安の32,977ドル(-2.77%)をつけました。
ナスダックにいたっては-4%以上の下落。
この下げの原因と思われるのが、
- 中国でロックダウン拡大懸念があり、それにともなって世界への物流網が再び止まってしまう可能性があること。
- いままでアメリカ株式をリードしてきたAmazonやアルファベットの決算が思わしくなかったこと。
- ロシアがポーランドとブルガリアに対して天然ガスの供給をストップすることを発表したことにより、ヨーロッパ諸国に経済不安が高まっていること。
- イーロン・マスク氏がTwitter社を買収するため、自分が持っているテスラ株を売りに出すことを検討していること。
などが考えられます。
さらに考えたくないことですが、5月9日にロシアがウクライナに対して宣戦布告する可能性があることが報道されました。
これらを受け、今後の世界中の株式市場は(現時点では)当分の間下落トレンド入りすることが予想されます。
そうなると投資家のセオリーとしては利益が出ているポジションは利食い、損失が出ているポジションは損切りということになるでしょう。
けれども10年~20年以上の超長期目線のインデックス投資家にとっては下落相場も坦々と積み立て続けるのがセオリー。
むしろある程度の下落相場があったほうが、購入単価が下がってうれしいと思えるようになったら本物のインデックス投資家でしょう。
けれども万が一、NYダウが半値の16,000ドル以下に大暴落するような局面があったらどうか?
おそらくそんな事態になれば、僕のインデックス投資の含み益もすべて吹っ飛び、むしろ含み損が拡大しているでしょう。
そしてSNSやブログ、You Tubeなどでも「もう米国株式投資は終わった」とか「今どき、インデックスを積み立てているヤツはバカ」なんて論調の話ばかりに、、、。
そんな状況になっても僕自身は「インデックス投資家はどんな暴落が来ようともコツコツと積み立てるのみ」と、言えるかどうか、、、?
このような、ちょっと先行きが見えない今の世界情勢なので、「万が一」が起きてしまったとき、自分はどうするか?を今のうちにしっかり考えておきたいと思った今日このごろです。
「大暴落が起こってしまったらどうするか?」
このテーマを考えるために、これらの本をふたたび再読するつもりです。